「鬼☆カレン」


泣いたら鬼になってしまう体質のカレンはいつも
みんなに迷惑をかけてしまうことを気にしていた。
幼馴染のアイキはそんなカレンを「面白い体質」
と軽く受け止め、「カレンはカレンだから怖くない」
と勇気付けてくれる。そんなアイキに迷惑をかけたくない、
カレンは鬼を極力出さないと心に誓う。

その後、アイキと買い物に出たスーパーに強盗画逃げ込んできて
アイキは人質になってしまった・・・鬼になれば・・・たすけられる?
しかしさっき心に誓ったばかり、しかも鬼になったところで鬼が
アイキを助けてくれるとは限らない。

心の鬼が嘆く声がカレンに届く。
「私を呼びなよ!私だってカレンなんだ・・・あいつを・・・アイキを助けたい!!」
カレンは戸惑うが迷う暇はない。アイキが犯人を挑発してしまい一刻を争う。
アイキのこめかみに銃をあてられるのを見たカレンは
鬼のその一言を信じ、近くにあったたまねぎをかじる。

涙が流れるとともに鬼に変身するカレン。
見事に強盗を打ち負かしアイキを助ける。
しかし、鬼は褒められなれておらず、アイキと店にいた全員に
礼を言われると恥ずかしくなってすぐにカレンにバトンタッチしてしまう。

帰り道、カレンは鬼との対話をアイキに話して
いつか・・・アイキの好きなヒーローみたいになりたいと照れながら話す。

カレン

泣いたら鬼になってしまう特異体質。
鬼は別人格で、鬼になっている間の記憶はない。
笑わせると元に戻る。
鬼のせいか運動神経は良いが成績は思わしくない。

性格はやさしくて温厚。女の子らしい服を好む。


運動神経は人間のそれを凌駕しているが頭はあまり良くない。
鬼の名にふさわしく角やしっぽはもちろん、魔法のような力を持つ。
魔法は自在に使うが悪質ないたずらばかりするので近所に
悪評が立っている。

見た目も性格もまったく違うようで実は彼女もカレン。
おそらく感情を押し込めてしまうカレンの作った別人格だろうが
見た目の変化や能力については不明。
いたずら好きで自由奔放。
言葉遣いも荒く喧嘩や荒事が好き。
不思議とカレンの間の記憶を持つ。

アイキはカレンの本来の人格ではないかと推測している。
画像:ファイル用ラベルより アイキ

カレンの理解ある幼馴染。鬼になったカレンの暴走をとめるため、
くすぐる道具を持ち歩いている。
特撮ヒーローが好きでカレンの体質を羨ましがっている。
彼と彼の家族だけはカレンも鬼も同じく「カレン」と呼ぶ。
鬼を恐れることはなく、カレンの体質を日々研究している。

非常に頭が良いのだが運動神経が悪く、鬼とはいい勝負。



笑わせてストレス緩和させることで戻ることにより、泣いて変身するの
ではなくストレスがたまり変身するのではないかと推測している。
ストレスにより分泌する物質がカレンの特殊な細胞に変化を及ぼす説
を有力だと信じ、生物学を独学で勉強している。


そのほかの画像

ファイル用ラベル(カレン)